泌尿器科の病気 hinyoukika-sick
泌尿器科疾患の症状について
こんな症状ありませんか?
- 前立腺肥大症、前立腺がん
- 過活動膀胱、尿失禁、膀胱炎
- 腎臓がん、膀胱がん、前立腺がん等の泌尿器がん
- 膀胱炎、急性・慢性前立腺炎、腎盂腎炎等の尿路感染症
- 尿路結石
- 生理的血尿
- 腎臓がん、膀胱がん、前立腺がん等の泌尿器がん
- 膀胱炎、急性・慢性前立腺炎、腎盂腎炎等の尿路感染症
- 膀胱炎、尿路感染症
- 性感染症
等が考えられます。
また、その他ED(勃起機能の低下)、男性型脱毛症、男性更年期障害、男性不妊症、慢性腎不全、包茎、パイプカット希望の相談、セカン ドオピニオンの相談についてお受けいたします。
泌尿器科の病気の説明
◆ 前立腺がん
最近は健診でPSA(前立腺特異抗原)という検査を50歳以上の男性に行うことが多くなり、その結果前立腺がんの発見が増加しています。
PSAが異常値のときは、精密な腫瘍マーカー検査、超音波検査、前立腺触診等を施行します。前立腺がんの疑いが強いときは針生検にて前立腺組織を調べます。
がんと診断された場合、年齢等に応じて薬物療法(ホルモン療法といって抗がん剤より副作用が少ない)、手術療法、放射線療法等を行います。最近はPSAで経過を観察する方法もあります。
◆ 前立腺肥大症
40歳以上の男性に起こります。
頻尿(特に夜間)、尿の勢いが無い、尿が残った感じがある、尿が我慢出来ない等の症状が出た時は、受診をお勧めします。超音波 検査、尿流検査、前立腺直腸診等を行います。
治療法としては、薬物療法(α-ブロッカー等)、手術療法(TUR-P等)があります。
◆ 頻尿・尿失禁
かなりの数の患者さんがこのような悩みをもっているようですが、年のせいだとあきらめている方が多いようです。
トイレの回数が多い、トイレが間に合わない、 尿が漏れるという症状は改善することが可能です。
最近は過活動膀胱(膀胱が活動しすぎてトイレの調節が効かない)、下部尿路症状(蓄尿、排尿、排尿後の症 状に問題がある)などという言い方をします。ご相談ください。
◆ 前立腺炎
慢性前立腺炎はコンピューターなどに長時間向かって座っていたり、長時間乗り物(自転車など)に乗っていたりする方に多い傾向があります。
生活指導及び薬物療法などを行います。急性前立腺炎は発熱、排尿時痛を認めます。点滴治療、入院治療が必要となることがあります。
◆ 男性更年期障害 (別名:加齢男性性腺機能低下〔LOH〕)
40歳以上の男性で、男性ホルモンが低下してくるとストレス、のぼせ、不眠症、めまいなど女性の更年期障害に似たさまざまな症状が出てきます。
問診で男性更年 期障害の可能性があるときは男性ホルモンの採血をします。
治療としては男性ホルモンの補充、漢方薬等の使用があります。
◆ 膀胱炎・腎盂腎炎・尿路感染症
膀胱炎・腎盂腎炎は女性に多い病気です。女性は尿道が短いためどうしても膀胱に細菌が入りやすく、ちょっとしたきっかけで膀胱炎になります。
自然に治ることが多いですが、だんだんと慢性化する可能性があるのできちんと治療をすることをお勧めします。
◆ 尿路結石(腎臓結石・尿路結石)
尿路結石は成人男性で10人に1人かかるといわれるよくある病気です。
結石は夜作られると言われており、寝る前に食事を取る、仕事が深夜に及ぶような方に多いようです。痛みは非常に強く、出産より痛いようです。
8割がた自然に出ますが1cm以上の結石ではESWL(体外衝撃波砕石術)等が必要となることがあります。
◆ 性感染症(STD)
性行為でうつる病気のことで、淋病、クラミジア、梅毒、ヘルペス、尖圭コンジローマなどがこれに当たります。尿道が痛い、尿道から膿が出る、その他さまざまな症状が出ます。
相手にうつす可能性のある病気ですのでパートナーを含めきちんと治療をする必要があります。
女性の方へ
女性の皆様は泌尿器科というと、男性が受診される科のように思われていませんか?
実際には女性は膀胱炎、頻尿、尿失禁、性感染症などで多くの患者様がお見えになります。
飯田橋中村クリニックでは、頻尿、尿失禁症に対し、ウロマスターという電気刺激器を用いて治療にあたっています。
治療は1回20分、副作用はまったくなく、保険適応の治療です。
ご希望のかたはぜひお申し出ください。